コネクタテレビとは、アートや文化の現場にいろんなカタチで関わる様々な人々の動きを紹介していく番組です。
サーミの文化を題材に映画やアート作品を手がけている、リセロッテ・ワイステッヅさんが、最新作の映画「ヨリンダ」の上映で2013年秋に来日。その際に、これまでの活動や新作「ヨリンダ」についてお話を伺いました。
企画・製作:npo recip 撮影・編集:加藤文崇 字幕製作:下田展久、橋本晴子 協力:スノーコレクティブ、みゆき野映画祭
僕にとって、北欧のドキュメンタリーをまともに見たのは、この番組で紹介してるリセロッテ監督の作品が初めてでした。
そのリセロッテ監督の映画やサーミについてドキュメンタリーを日本に持ち込んで、上映活動している橋本晴子さんによると、北欧では、日本よりもドキュメンタリーの制作が盛んだそうです。その理由は、忘れてしまいましたが、フィンランドの場合は、ロシアからの侵略の歴史が大きく影響しているかもしれません。といっていたような。フィンランドの作品には、はっきりとは出てきませんが、大国(ロシア)を警戒する暗示がたくさんちりばめられているのが見て取れます。
それと、これはあくまで推測ですが、北欧の寒く暗く長い冬の時間が、自分自身について、仲間について、社会について熟考する機会を多くもたらすのからかもとも思います。と、曖昧な情報で申し訳ないですが、ともかく北欧のドキュメンタリーは、粒ぞろいです。見てみたいなと思うかたは、先ほど出てきた、橋本晴子さんが行っている映画祭、みゆき野映画祭を訪れてみてください。
ちなみに、リセロッテ監督はスウェーデンの監督です。