コネクタテレビとは、アートや文化の現場にいろんなカタチで関わる様々な人々の動きを紹介していく番組です。
養蜂家でありアーティストである埋橋幸広氏のインタビューと6月に行われた展覧会の様子を伝える。
企画/撮影/編集:青木敦子 協力:CAP HOUSE、西谷正義
映像全体で説明が少なく、やや分かりづらいところもありましたが、養蜂作業の箇所などはなんとなくこういうことをやっているんだろうなぁというのが伝わってきました。ハチミツを採取する作業というのは危険も伴うでしょうし、いろんな工夫があるのだろうと思います。
アートというものが分かっていてそれを目標にするのではなく、自分の仕事も含めて何がアートなのかというのを発見していく点と、すでにアートとして捉えられていることを仕事にするのでなく、アートをするお金を稼ぐために別の仕事をするのでない、新しい形が提示されている点がおもしろかったです。養蜂に限らず、どんな仕事でもそのような発見をしていくことができるのではないかと映像にありましたが、この点もなるほどと思いました。その上で、やはり印象に残ったのは、養蜂という職業の特異さ(ミツバチが作ったものを、ミツバチを飼育し採集する点など)でした。その着眼点が素晴らしいと思いました。
映像の冒頭に出てきているのが展示作品だと思うのですが、映像を最後までみてからもう一度見ると印象がかなり変わったので、実際に見てみたいと思いました。